
彼女が演じた役 |
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【目次】
はじめに―『東京物語』を見てから/第1部 なぜ彼女は令嬢あるいは先生なのか(『麗人』1946年―売られた花嫁から自由のために闘う女へ/『わが青春に悔なし』1946年―闘う女性にも暗い男にも、青春はあった/『安城家の舞踏会』1947年―意志で現実を動かす「令嬢」、というフィクション/『お嬢さん乾杯』1949年―意志を持つ女性はフィクションのなかでも別扱いを受ける/『青い山脈』1949年―生活の基本的な不自由さと、娯楽の他愛なさの関係/『白雪先生と子供たち』1950年―清楚な美しい先生の、無害とは言えない役割)/第2部 原節子は紀子そのものとなり、小津安二郎が彼女を物語った。なんのために?(『晩春』1949年―まず最初の、たいへんに抽象的な紀子/『麦秋』1951年―次の紀子は自立して仕事をし、実体を持っている/『東京物語』1953年―そして三作目の紀子で、原節子は長く記憶されることになる)/第3部 紀子のあとの陳腐な人妻と未亡人。主演女優は消えるほかない(『東京暮色』1957年―どうにもならない、なんにもない、寒い灰色/『秋日和』1960年―着物でとおした未亡人、三輪秋子の不自由)
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